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建物名称・完成年月

甲府市役所庁舎

2013年3
住所・発注者 山梨県甲府市丸の内1-18-1 甲府市
建物用途・敷地面積 庁舎 8,729.10㎡
構造・延べ面積

S+SRC+RC造(免震構造)

地上10階、地下1階建て

27,972.61㎡

設計概要

 甲府駅、山梨県庁、舞鶴城公園や商業エリアと徒歩圏内で結ばれる中心市街地にある新庁舎は、市民が集い賑わう市民に開かれた庁舎として街に面してオープンな設えとした。新庁舎を拠点に中心市街地が楽しく「歩く街」になるために、周辺歩道の幅員を広げ、高木を配置し、安全で緑豊かな歩行者空間を街につなげている。既存庁舎敷地に新しい景観を創出し、良好な周辺環境を再度改築することで中心市街地の活性化に寄与している。

 また、新庁舎は日本一の日射量を誇る甲府盆地に建つ庁舎として、甲府の美しい風景のシンボルであるブドウ棚をモチーフとした最大300kWの太陽光パネルが並ぶ日本最大級の太陽光発電市庁舎である。その他にも雨水利用や採熱管・クールヒートトレンチによる地中熱利用、中庭や換気ボイドによる自然換気促進など、甲府の自然環境を活かした環境配慮型庁舎で、これら環境システムや発電量などのLIVE状況をデジタルサイネージにより市民に広く情報発信している。

設計JV構成員

日本設計・竜巳・山形・進藤・馬場設計共同企業体

社内設計担当

建築  代田 一郎、鬼頭 繁樹、猪股 大悟

施工者

建築  株式会社 竹中工務店 東京本店

外構  長田組土木株式会社

完成写真撮影

日暮写真事務所 / 日暮雄一